現代の仕事

皆さんの多くはきっとお仕事をされていることでしょう。ここでは「仕事」という大きな問題について考えていきたいと思います。仕事とは人間であれば必ずといっていいほどしている行為になります。平日なら朝から晩まで、土日に働いている人々もいます。職種によってさまざまです。だいたい高校を卒業してから、もしくは大学を卒業してから働くことが多いですね。18歳もしくは22歳くらいでしょう。

10代後半や20代前半に多くの学生は社会に出て働いていくことになります。社会もあらゆる業種で春先から求人を出して、それに若者は応募して採用され働いていきます。実際には途中で転職することもありますが、だいたい定年まで働くことが多いでしょう。60歳、もしくは65歳くらいまで働いて、そこからやっと自分のやりたいことができるわけです。

60歳、もしくは65歳くらいまで働いて、そこからやっと自分のやりたいことができる。この労働のシステム、社会のシステム、どこかおかしくありませんか。私たちはオギャーと赤ちゃんで生まれてきてから、この年齢で働きはじめて、定年まで働き続ける。。。おかしくないですか。世の中のシステムがそうなっているとはいえ、ほとんどの人々はそれに疑問を持ちません。

定年まで働き続けて、やっと60歳、65歳から自分のやりたいことができる。。。それって不思議ではありませんか?社会のシステムがそうなっているんだから仕方ない!と言う、思う人が多いでしょう。しかし、誰がどう考えても不思議なシステムです。その疑問点について考えていきます。

私と会う人々は、友達も含めて、皆働いています。そして口をそろえて言います。「働きたくない!」と。。。朝から晩まで働いて、なんとか暮らしてはいけるものの、自分の思い通りに時間を使えない。お金も使えません。旅行に行こうとしても1泊や2泊程度が限界。それ以上に、1週間やましてや1ヵ月など旅行に行く人は、ほとんどいません。

人間として生まれてきた以上、楽しいことはしたいですよね。だれだって美味しいものを食べたり、ずっと旅行をしてみたいと思うはずです。(旅行が嫌いな人はいるかもしれませんが)自分の時間を自由に使いたいと思うはずでしょう。

なぜ旅行に行ったり美味しい食べ物を際限なく食べたりできないのか。。。それは社会のシステムに原因があるでしょう。もちろん大きな意味でです。どんな会社に入ったとしても朝から晩まで働かせられます。年収の高い会社ほど、ノルマも厳しく、また入社するのも難関大学を出た一部のエリートでないと入れなかったりします。

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