高卒や大卒の人々がほとんど会社員になっていきます。18歳や22歳の人々です。おそらく日本人や海外の人々は多くがこのような方向をたどるのではないでしょうか。私もこれまでいろんな人々と出会ってきましたが、皆さんほとんどそうです。同級生や友達もほとんどがそうでした。
会社員と聞くと大手の会社や中小企業までさまざまです。働く環境が良い場合もありますが、残念なことにあまりよくない会社もありますね。お給料が良い会社もあれば低い会社もあります。会社はいまだに学歴によって採用を決めているところもあるでしょう。それはどれだけ働くことができるかを経歴で判断しているからなのでしょう。
会社員は当然のことながら会社の一員です。それは経営者がおり、その部下として労働者として雇われるわけです。そのために労働者として自分の思い通りに仕事はできません。上からの指示とおりに仕事はしなければなりません。会社員は経営者もしくは株式会社であれば株主のために働くことになります。会社の利益を上げるために働きます。
会社員のなかにはなぜ、自分の思い通りに働けないのか、なぜお給料をもっともらえないのかと考える人もいます。社長ばかりが高給をとってなぜ社員の私たちの給料が低いのかと嘆く人もいます。もちろん会社によりますが、社長の給料が高いことはあるでしょう。いろいろな問題は孕んではいますが、たいていの会社はそのようになっているでしょう。
資本主義において労働者は、経営者からお給料をもらっています。会社がうまく回っていくために利益を十分に確保する必要があります。そのために労働者には生活ができるだけの給料を渡す場合が多いです。そこまで多いわけではありません。社員は経営のことを考える必要がない分、お給料を抑えていただいています。
会社の経営者は明日どうなるかもわからない会社の状況の責任を負っています。そのためにその責任という重さからお給料を多くもらっていることが多いでしょう。資本主義は資本家が儲かっていくシステムだとも言えます。逆に労働者はあまり儲からないシステムだともいえます。そのため、どの会社に行ったとしても莫大な金額がもらえた!とはならないのが実情です。